■動物を描こう
私はたまに、子どもを連れて動物園に行くのですが、そこで子どもと絵を描いたりします。近所の公園でも散歩中の犬を見かけるなど動物を見ることは多いけど、やっぱり動物園ごとに目玉の動物がいるので、それぞれで変わった動物に会えて私も子どももテンションが上がってしまうんです。
ポジショニングに気をつければ、多少長い時間そこにいて絵を描いていても邪魔にならない場所は見つけられます。下記のようないろんな場所の雰囲気や見所を教えてくれるサイトを参考にして巡ってます。
『どうぶつとふれあいにいこう!』http://dobutsu-fureai.com/
写真を見て描くときよりは俄然下手になります。それが普通です。人を描くときの顔のカタチ、髪型といった押さえるポイントをその動物ごとに置き換えないといけなくなるので、似顔絵を描くときより「観察しよう」という意識が大事になってきます。「このイルカの頭のシルエットは丸いけど口先がちょっと尖っている」とか単純なカタチを捉えて、特徴を付与していくというのは人の似顔絵とかわりません。そのポイントを押さえていれば多少正確じゃなくても、自分が感じた「強そうでかっこいい」とか「小さくてかわいい」という印象を表現する方が、「写生」ではなく、動物の「似顔絵」になると思います。
■一瞬を残す
似顔絵講座でしてきたのは、机に座って「さあ描くぞ」と整えてするものでした。けど「あ、この風景良いな」と思って写真に残すように、「あ、今の笑顔素敵だった」と一瞬が頭に焼きつくことが、私はあります。感じたときにはもう、その一瞬は過ぎ去っているので、自分の記憶だけが頼りになります(友達だったら写真も撮れるかもしれないですが、通りすがりの人だったらそもそも写真を撮るわけにもいかないですし)。動物を描くときと同じで、正確じゃなくても良いんです。そのとき感じた印象や雰囲気を再現します。